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ひよくのとり その2

by 北見花芽

前回のつづきです。

それでは、なぜ、「男色」(今で言うホモセクシャルとかボーイズラブのようなもの)と「比翼鳥」(仲良し夫婦の象徴)という真逆のものがセットになってしまっているかという謎を解くために、『男色比翼鳥』を最初から読んでみましょう。

あ、だいじょうぶです、最初をちょっと読むだけですから(笑)

この作品の舞台は丹後国(たんごのくに)から始まります。

今の京都の北部ですね。

そこの切戸の文殊堂(きれとのもんじゅどう)に、唐崎音羽之丞松枝緑之助という少年が「よいアニキが欲しいよー」と祈っておりました。

切戸の文殊堂は、今もある智恩寺(ちおんじ)のことです。

この頃のですね、男色関係というのはですね、大人の男少年のカップルがデフォルトでした。

それなりの年齢(15歳前後かな)になったら、よいアニキを持つのがステータスだったわけですね。

あ、この頃とか言ってるけど、この作品が出版された年を言うのを忘れてました、宝永四(1707)年でございます。

すると、文殊菩薩の化身がの姿になって二人の前に現れます。

そして、詳細ははぶきますが、僧は「奥村幸手軒という者に会いに、関東の方に行け」と比翼鳥を招きます。

二人の少年が乗ると、あっという間に到着して、比翼鳥は去っていったのでした。

はい、最初の方をちょっと読みました(笑)

そもそも、二人の少年はなんで文殊様にお祈りしたのでしょう?

文殊菩薩は男色の守護仏だと言われています。

それはなぜでしょう?

文殊菩薩は正式には文殊師利菩薩(もんじゅしりぼさつ)と言います。

文殊シリ菩薩。

シリ

男色はお尻を使うものなので、、、というわけです(笑)

お下劣なダジャレのようですが、冗談じゃなくて、ホントにそういう理由から文殊様は男色の仏様と言われていました!

あ、また長くなってしまったので、次回こそ終わらせたいと思います!

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北見花芽
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